益子町山本から栃木市西方へ
「ど田舎にしかた祭り」見学交流

故郷を元気に!という思いで、2011年に若い世代が中心となって立ち上げた「ど田舎にしかた祭り」。7回目から襖絵を立てた舞台が作られるようになり、今年は9回目。ヒジノワメンバー数人と、松本の農村歌舞伎舞台建設委員会の方々で、見学に行ってきました。

稲刈りが済んだ田んぼが祭りの舞台。ちびっこたちが競い合う「奉納 田んぼ相撲」や「俵飛ばし大会」「トラクター試乗会」などのプログラム、舞台では西方はもちろん交流ある地域の土着的なライブ演奏、櫓では、お囃子に踊りの輪ができて、ちびっこからお年寄りまで、まさに誰もが楽しめ、だれもが主役の1日。

舞台の襖絵に見入る松本のみなさんは、寸法のことや絵師のことなどに話を弾ませながら、「舞台の寸法を大きくできれば、襖ももっと立てられるけど。もったいないねえ」「舞台を大きくするのは大変だけど、でれすけになればやれっから」と。

 

祭り当日ということもあり、忙しくされている西方の皆さんとはあまりお話はかないでしたが、「祭りの原点を見た!」と楽しまれて帰路につかれていました。栃木県の西と東でご縁ができた、農村舞台の輪。また、次の段階で、祭の空間でご一緒できたらいいですね。