高田純子

ひとりのための服、そして作業着の可能性。

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ショップや個人からオーダーを受けた衣服を、パターンを起こして縫製までこなしていく。
デザインから任されることもある。
そんな時は、とにかく相手の話をじっくりと聞くことから始める。
好みや要望、どんなシーンで着るのか、どんな風に着こなしたいのか。
そして、相手の思いをカタチにしながら、
世界でひとつ、オンリーワンの服に仕立てていく。

これからのこと

婦人服を中心に仕事をしてきたが、最近、創作意欲を刺激するのが子供服。
そして、作業着だ。
ものづくりの仕事をしている人たちが着る作業着。
作業着と一口にいっても、その職種の数だけ、
その作業にあった、着心地が良く仕事がしやすい作業着があるのでは? 
さまざまなジャンルの作家や職人が住む益子で暮らし、ヒジノワを通して、
さらに縁が広がるようになって、そんな想いが生まれてきた。
陶芸家には、作業用のエプロンを。
大工さんには、大工さん用の作業着を。
野菜や米を作る人には、ちょっとおしゃれな野良着を…。
作業着を中心に、いろんな服の可能性を自分の手で広げてみたい。
そしてゆくゆくは、アトリエ兼教室を持ちたいと思う。
私のこれまでの経験を活かして、服作りの楽しさを伝えていければと思っている。
作る私も、着る人も、伝える私も、学ぶ人も、楽しんでいけたら・・・。
それが、服作りの仕事について10年目になってからの、これからの夢。
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スカート