広田果樹園は、大郷戸ダムの近くにあります。
里山に囲まれた緑豊かな田園風景は、何もせずにボンヤリ時を過ごすだけでも十分楽しめます。
この時期は、ブルーベリーの最盛期で観光農園として自分で収穫することができます。
私も摘んでみました。
ブルーベリーの木が品種ごとに1列に並んでいて、摘みながら口に入れるとそれぞれ違う味がします。名前を教えてもらいましたが、夢中だったので忘れてしまいました。
無農薬で栽培されているので、そのまま食べても安心です。ただ、あまりにも日差しが強いので帽子やタオルで熱中症の対策をしてください。
ブルーベリー狩りは、6月中旬頃から8月いっぱいまで、無休で開園しています。
料金は、入園料300円で食べ放題。お持ち帰り分は100グラムあたり120円です。
お問い合わせ、ご予約は0285-72-2831へお願いします。
広田さんは、リンゴと梅の果樹園もやっています。収穫期には観光農園として収穫を楽しむことができます。
広田さんが、果樹栽培を始めたのは10年ほど前からで、それ以前から畜産をずっとやってこられたそうです。現在も畜産は続けているそうですが、規模を縮小されているそうです。
果樹農園は、畜産や他の農作物より労働力を必要としないという思いがあったそうですが、実際はとても手入れに時間がかかり、1年中面倒を見ないといけないそうです。
最近は、イノシシの被害も多く、防除用の電流柵が張り巡らされていました。
収穫した果実は、市場へ出荷していません。市場に出すには、特定の品種を大規模に栽培しないと、量的に対応できないので、契約した食品会社やお店に卸されているそうです。
観光農園に力を入れている広田さんは、収穫時期の異なる品種を少しずつ植えることで、常時収穫できるように工夫しています。
広田さんは「ここの畑は石混じりの土地で水はけの良い地質なので果樹園に適しています。
そして果実には太陽が必要。お日様があたるように、枝や葉を落とす作業が欠かせません。
形は悪くても、糖度が高く、味は良いですよ。」と、控えめながら自信を持ってPRしてくれました。
土市では広田果樹園で収穫された完熟新鮮ブルーベリーを販売します。
また、イート・インのコーナーでは、特製のブルーベリーと梅のシロップでかき氷が食べることができます。
私も自信を持ってお勧めします。