左利き
久しぶりに桐箱に署名を頼まれました。
私は左利きなので、筆で字を書くのにはハンディがあります。
日本語の文字は右利きが書きやすいように、左から右へ引いて移動する筆運びになっています。
左利きの私は筆を押して書かなければならず、巧く筆が進みません。
書道のルールを無視して、思いに任せて、絵付けの要領で書いています。
左利きには、他にも不便なことがいろいろあります。
はさみ、万年筆、腕時計、電動工具、出刃包丁、ドアノブなどなど。
「左利きで良かったなぁ」と思ったことが一度ありました。
「私の、私の彼は~♪ひだりききぃ~♪」と麻丘めぐみサンが歌ってくれたことです。
蛭子能収氏の漫画 『私の彼は意味がない』 も大好きです。