休日

先週の金曜日、公開スタジオはお休みなので,東京へ展示会を見に行きました。

日本民藝館(http://www.mingeikan.or.jp/home.html)で行われている『朝鮮陶磁』。
益子の『添谷書店』で図録が売っていて、その内容と写真の美しさに惹かれ,どうしても見に行きたい展示会でした。

やはり実物は良かったです。

李朝のものは以前、『大阪市立東洋陶磁美術館』の収蔵品を見たことがありました。

時を経て、「李朝が好き」という思いは変わっていませんでした。

ただ、それは受け手(1人のやきものファン)として好きなのであって、作り手として李朝を手本にすることはありません。

 

駒場から六本木の『新国立美術館』の『ルーシー・リー展』(http://www.lucie-rie.jp/)へ。

回顧展としてはかなり大きな規模で、質量ともに充実した内容です。

わたしはルーシー・リーの作品自体に特別「好き」という思いはありません。

ただ作り手として、彼女の制作に対する姿勢に尊敬の念を抱きます。

生涯にわたる作品を一堂に集めたこの展示会、ルーシー・リーの”いきざま”が浮き彫りにされます。

それはわたしの胸に迫ります。

深い感銘が残りました。