TABI食堂さん出店

世界を旅してきた佐々さんが
日本のTABI巡業!
rawfoodのランチとカフェ&スイーツ、そしてライブもお楽しみに。

cafe営業 7月1日・2日
11:00〜17:00(last order FOOD16:15 SWEETS・DRINK16:30)

メニュー(予定)
ランチプレート1種(色々野菜と雑穀のピザ、にんじんとズッキーニパスタの盛
り合わせ、甘酒スープ)
ロースイーツ2種(チョコレート、ナッツ、旬のフルーツを使ったもの)
ドリンク(チャイなど)

LIVE TABIの音楽会  7月2日
18:30open
19:00start〜21:00
予約不要、無料です。
夜のお食事はありません。ドリンクとスイーツのみになります。
21時までオープンしていますので、お気軽にお立ち寄りください。

http://tabi-kutu.namaste.jp/
TABI食堂・ささたくや

世界60カ国、中米馬旅1年の旅の暮らしから、料理、音楽、靴作りを独学で学びました。

 TABI食堂は、RawFood(生菜食)、発酵食のお食事屋さん。

 TABIの音楽会では、世界の民族楽器、カリンバ(アフリカ)、ディジュリドゥ(オーストラリア)、ホーミー(モンゴル)を演奏します。眠りと瞑想の狭間を旅しているような、そんな音楽会です。
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ー旅で学んだ料理ー

 世界中のどんな国や街、村々を訪れても、一番のワクワクする場所は、決まってその土地の市場(メルカド)でした。その土地の人々の暮らしがギュッと詰まったような場所がメルカドだったのです。鮮やかな民族衣装を身にまとったおばちゃん達が並べるお野菜やスパイス達、それは今まで出会ったことがない彩り、香り、そして味に溢れていたのです。ぼくのつたない現地の言葉でおばちゃんにいろいろと質問すると、にっこりと笑顔のおばちゃんもいたし、むっつりと愛想がないおばちゃんもいたり、そんな一言二言の会話も、ぼくにとってたまらない喜びの瞬間でした。メルカドはまさに、五感すべてをワクワクさせてくれる場所であり、食に深みを与えてくれるストーリーに溢れる場所だったのです。「さあ、このむっつりおばちゃんのお野菜をどんなに料理したら美味しいかな」と、頭にもくもくとアイデアを膨らまして、旅の仲間達にご飯を作り、食卓を囲むのが旅の大きな大きな楽しみの一つでありました。ぼくは、こうして料理を始めるようになりました。

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ーRawFood と こころー

 「まだ見ぬ、大きな世界を見てみたい」と、始まった旅でしたが、その行き先は自身の内側へと繫がっていました。外の世界を知れば知るほど、ぼくの心は、目に見えぬ内なる精神世界に大きく魅かれて行ったのです。ヨガに、瞑想、断食を体験し、その学びは自身の食へも大きな変化を与えました。学びの過程で、徐々に菜食を好むようになり、さらに、心と体は生きた命を頂く生食・Raw Foodを求めるように変わって行ったのです。

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ー音の旅ー

 ぼくは学生時代、音楽の授業が大の苦手でした。「音を楽しむ」術を知らなかったのです。旅先で心から喜びと共に音を奏でている人たちと出会いました。ぼくの心はその音に触れ、ぼくもまた喜びに満ちあふれました。「音楽ってすごいな」と、こころが震えました。震えたぼくのこころは、過去のしがらみを振り払い、「ぼくも音を奏でたい」と心から思いました。そうして、ぎこちなくも音をならすと、ぼくの心はまたも喜びに満たされ笑顔に溢れ、また、周りの人々の顔にも笑顔がみえるのです。「音楽ってすごいな」と心より思いました。ぼくは、こうして音楽を始めるようになりました。それから、どこへ旅に行くのにも楽器とともに旅をしています。また、音を奏でることは、己の内に広がる空間を旅するようでもありました。ぼくは音楽によって、いつ、どこ、にいても内なる旅に出られる喜びを知ったのです。

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ーTABIの今ー

 10年にも渡る旅の暮らしを終え、今は四万十川のほとりで畑を営み暮らしています。暮らしは、移動型から、定住型へ。自分が移動することによって移り変わって行く景色から学ぶ暮らしから、自分が一カ所にとどまることによって見えてくる移ろい行く自然の変化から学びを得る暮らしへ。TABIは一年間中米を一緒に旅をした馬の名前です。

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